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純文学の館 文学は芸術だとお思いのあなたにむいています。詩集もあります。 |
にごりめ
樋口双葉著(赤尾文庫)〜患者は初恋の人。はたして診察はできるのか? 流麗な文体で描く珠玉の名作。 |
医者失格
多剤治著(薬学出版)〜太宰の「人間失格」に触発されたらしい。 |
医科歯科詩歌
犀頭藻紀治さいとうもきち編(清心書房)〜医療関係者による珠玉の一編。 |
医者国
山端康鳴著(ノーヘル堂)〜人差し指と騎子の関係とは? 康鳴生涯の怪作。
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ここに南斎先生が登場してきますが、新聞連載の際、怪文書のその1と2に挿し絵を書いてくださった先生です) |
仮面の酷薄
二島田紀夫著(深長文庫)〜治療が痛いなんて、わたし信じられませんわ。説子の美徳によろめく。 |
医者のおごり 発売延期です。難しすぎて筆者お手上げ状態らしい。
大江山童子著(ノーヘル堂)〜君はこの難解な文章を受け入れること可能なりや。 |
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U
大衆文学の館
難しいのはいやだという方むきです。童話もあります。 |
歯小説の研究
山本辺五郎 |
白ひげ診療譚
山本辺五郎著(古潮文庫)〜名監督により映画化されたらしい。・・・医学界の矛盾を鋭くえぐる! |
神経かさぶたがふち
三遊間延長(公団社)〜姐さん、血ですぜ・・・身の毛もよだつ結末は!? |
完全なる血痕
伴出辺瑠手(峠出版)〜あるときは片目の運転手・・・ドクトル千恵蔵大活躍。 |
夢獣狩り・舌痛聖母
夢枕莫山著(省電社)〜暗闇の中で小夜子は微かな痛みを感じた・・・。彼女の身に何がおきたのか? |
吾輩は患者である
木野矢眛やまい著(奇病出版)〜夏目漱石の「吾輩は猫である」に勝るとも劣らぬ名著・・・らしい。 |
医術忍法帖
山田風人著(河童屋文庫)〜猿飛佐助大活躍の巻。
いろんな忍術を使います。
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ここに登場する南斎先生というのは、新聞に2回ばかり怪文書の挿し絵を描いて頂いたドクターです
) |
医学ドドイツ考
幹マツ著(寄席の会)〜ドドイツは都々逸。 (五)七七七五です。年寄り向き、いや感性豊かな方向きです。 |
注文の多い診療所
山猫益軒著(不詳)〜不思議な小冊子。 宮澤賢治がお好きな方はぜひご覧下さい。 |
深夜の診察室
作者不詳。不思議な書物。こわ〜いお話の好きな方におすすめ。夏の夜のひとときを涼しくすごしましょうね。 |
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V
ハウツー物の館 技術をマスターしたいお方はぜひ。 |
胃内視鏡の上手な呑み方
鵜野美代著(オリブス社)〜胃の検査の大ベテランの言やよし。 君も参考にならむ。 |
注射入門
針野照藻著(針道の見本社)〜注射に自信のないドクター、ナース必見の書。努力に勝る天才無し。 |
ダイエットの友
小和井饅重著(全日本食事療法友の会)〜今まで散々失敗してきた方、今度こそ大成功疑い無し。 |
医者にかからずにすます法
平木平三著(帝国報告会)〜医者嫌いの方必読の書。また健保連推薦の書。わけは、保険診療の小部屋でお話しましょ。 |
有機医療のすすめ
ネイチャー・C・ミー著(巾雁出版)〜ヒゲ・五十嵐・訳。有機的秘薬の製造法やいかに。ついにアップ。 |
鍼刺極意(しんしごくい)
藤枝狽庵著(針道の日本社)〜川波正太郎・訳。ハリを刺す極意は・・・。鬼才狽庵、渾身の著。 |
中毒専科
毒多亜乃雨著(軟膏堂)〜世に中毒の数は多し。その傾向と対策。医師ばかりでなく一般の必読の書。 |
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辞典・雑誌の館 言葉や物事がたちどころに理解可能となる。雑誌も数冊入荷予定。 |
進化論
茶留守駄院著(縮小の家)〜お酒は進歩したのか。 酒の起原とは。 ビール二合航海記とは。 |
明快医療用語辞典
金大地幸助編(難産堂)〜医療関係者に朗報。これ一冊で疑問氷解。 |
医療骨董全書
中縞誠之祐著(東京十二文庫)〜石器時代から江戸時代までの骨董の数々をあなたに。 |
苦楽の手帖
(苦楽の手帖社・花林編集長)〜舞踏会の手帳って御存知? ほらフランスの古い映画。 |
アアそうかい
(そうかい大衆社)〜終戦直後のかすとり雑誌。 内容はいいかげんです。 |
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X
演芸・その他の館 演芸好きやそのほか分類不能な?お方はどうぞ。 |
医話情点滴腕鏡(ゐはなさけてんてきのしまつ)
亀屋西南作(不詳)〜台本。 歌舞伎を少しでも見たことある人向き。(本邦初公開・挿し絵付き) |
深刻劇
島田正午・立見柳太郎著(劇薬の友社)〜映画「たんぽぽ」見た人は理解可能。 |
ぼくが病気になったとき
(COMAL社)〜患者の権利を守る会の編纂。 著名人の体験集。 |
医生心得帖
杉下松之助著(PHS新書)〜医学者としての本道は何か。杉下翁の言を心して聴け。 |
回虫記
葉撫瑠千里著(深長文庫)〜回虫の数奇の一生。涙無くしては読むことあたわず。 |
病床八賢犬伝
滝本馬金著(ケンネル文庫)〜動物好きのあなたにぴったり。こんなにも賢い犬がいたのか。 |
梅毒乃研究
須広平太著(巴里都夢出版)〜エェ、自惚れと瘡(かさ)っけのない男はいないなんていう、その頃の本。 |
あわて床屋考 2004年1月up
北方猫熊著(平々社)〜兎の耳はイービーエムに則って治療されたのか。外科学の深層に迫る。 |