レセプトの解説・実物でお見せしましょう。 | レセプトって何?のページに戻る |
aレセプトの実物
実際にレセコンで打ち出して個人情報を消したものです。
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bレセプトの事務的な部分です。 患者のみなさん、保険証はいつも持ってきて窓口に出してください。
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糖尿病・高脂血症・慢性胃炎で平成9年7月28日から継続して診療しているという意味です。そして、この請求した月の受診した日は4日あるということを示しています。 |
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c点数欄です。
12(再診の欄の番号) 4回通院なので再診料と外来管理加算が4回づつ算定されます。 この再診料・外来管理加算についてはY保険ルールの矛盾をご覧下さい。 13(指導の欄の番号) 指導3回というのは摘要欄の説明で触れます。 20(投薬) 4回通院のうち2回薬剤の処方を受けたことを意味します。 28単位というのは1剤を28日分か、2剤を14日分という意味です。 内服薬を処方すると、調剤料7点と処方料49点が算定されます。 60(検査) 検査の7回というのは摘要欄で説明します。
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d 摘要欄です。
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○内の字は特です。 特定疾患療養指導料の略です。 特定疾患というのも矛盾がありますが、とにかく一月に2回算定されます。 え?あらたまって指導なんか受けてない? Y 保険のルールの矛盾 をご覧下さい。 [薬情] とは薬剤情報のことです。 処方された薬剤の作用副作用、場合によっては相互作用などを提供したときに、医療機関は、7点(70円) 頂く、ということです。同じ処方なら一月一回だけですが内容が変わればその都度算定されます。 |
朝日は健保連と仲良し 保険制度はどうあるべきかに戻る 朝日の一面のトップは(1999年5月31日朝刊) 「健保『負担もう限界』」「お年より医療費 サラリーマンにズシリ」 という見出しで、民間企業の健保組合が老人医療費への拠出金(分担 金)の支払いを拒否する運動を検討している、という記事です。 この記事はさらに二面にも続き、 「人間ドックも保養所も切り詰め」「政治家に陳情も」 という見出しで、静岡県トラック運送健保組合が人間ドックの自己負担 分一万円を二万円に引き上げたことや、『海の家』やプールを利用する 際の200円の補助金を打ち切ったことをあげ、常務理事の 「組合本来の活動である保険事業をへらすのはつらいが、切り詰めて いかないともたない」 という談話を紹介しています。 「静岡県の伊豆半島や浜名湖周辺には県内外の健保組合の保養所が 多い。支出を切り詰めるため、食事を外注したり、母体企業に保養所の 買取を打診して断られたりしている」 とも書かれています。 『保養所』や『海の家』は健保本来の活動なのでしょうか。保養所が 造れたというのは、当時組合員から不当に高く保険料を集めていた ことになると思うのですが。「老人医療費への分担金を拒否しよう」 「自分たちの医療費分の納付もストップせよ」という健保連側の言い分 ばかりが紹介されていて、ずいぶん偏った内容になっています。 おまけに、二面の「国民医療費と老人医療費の推移」というグラフを 見るとびっくりさせられます。なにしろ1985〜1996年までは1年刻みの グラフが、その後は、4年、10年、15年で刻んで、上昇のカーブがより 爆発的に急上昇するように示されています。 朝日の記者(一面に署名が載っていますので、文句のある方は抗議文 でも送られたらいいと思います)は、2000年度の医療保険制度改革の実 現を目指そうという意図の基にこの記事を書いたものです。 (一面のリードにそう書いてあります) 自民党の打ち出している政策を、なんと朝日が後押ししているという 構図です。この改革が実現すると、医療がどのように変わるのか、その 結果患者さんはどうなるのか、その方面の取材を欠いた、健保連と厚生 省のお先棒を担いだ記事だと言わざるを得ません。 2000年度改革についての情報は後でどこかに書きこみます。(藪野) |
塩谷郡市医師会 マスコミウオッチより。 この次に 日本の人口2億5千万? というMAXさんの意見が 載っています。 |