BEYOND REASON 

第二部

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〜奇奇怪星〜

 その1  その2  その3  その4

 

 惑星CD-01を後に、旅たった宇宙船ネーオレ号はさらに新しい惑星を発見します。
 CD-01の内側を回る惑星です。
 YABU船長は、コーン星と名付けました。
 コーン星も衛星を伴っています。
 なんとなく不気味な感じの衛星です。ジュヒと名付けます。

 この衛星ジュヒへ接近しましょう。
 ジュヒの向こうに惑星コーンが見えます。
 乾燥したジュヒの地表が見えます。
 そして、そのわきになんだか小さな天体も見えます。

 この小さな天体は衛星ジュヒの周りを回っている衛星の衛星であると思われます。
 近寄ってみましょう。
 なんと空気があるようです。

 この小天体をYABU船長はプチオレと呼ぶことにしました。
 かなり速いスピードで自転しています。
 地表からはえている木が揺れています。
 中央に何か見えます。
 望遠鏡で覗きましょう。

 YABU船長はなぜか黙って望遠鏡から眼をはずします。
 ちょっと、悲しくなったようです。
 理由は・・・??

 

 プチオレ星の自転は速く、ぐるぐる回ります。  
 船長は気を取り直してまた望遠鏡を覗きます。 


この星の持ち主は今留守のようです。
「えもんかけ」にコートが掛かっています。

 

 YABU船長には、この星の住人に若い頃あったことがあります。
 でも、ブーツを脱いで、コートも脱いで、どこかへ身軽な格好で出かけているようです。
 船長は、柄にもなく遠い昔に出合った頃のことを思い出したみたいです。
 若いという字は苦しい字に似ていたそうです。
 あしたという字は・・・え〜と、なんだっけ??

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