BEYOND REASON 

第二部

〜奇奇怪星〜

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その1 その2 その3 その4
  

 あなたは、仕事に疲れた帰り道
 雨などがしとしととふりしきる深夜
 信号が赤に変わったとき

 ふと、目を閉じてみたことってありません?

 私は・・・あります。

 すると、なんだか外の景色が一変して
 フロントガラスの向こうには
 天空高くあるはずの「ぎょしゃ座」が・・・

 青白い星の密集した星団が見えます。
 「M 36」と「M 38」星団です。

 ハンドルをきると「M 37」星団も見えてきました。
 これは車ではなく宇宙船であることに
 YABU氏は気づきました。

 すでに宇宙船は満天の星空の中を飛行していました。
 M 37は3900光年のかなた。
 でも、そこにはCD650と名付けられた恒星が存在するとYABU氏は主張するのです。
 さあ、M 37へ向けて、宇宙船は一気に加速します。
 目的地はもちろんCD650です。

 つづく