もうひとつの結末(こういう映画って、ありましたよね、別のラストシーン。)
販売男「では、こう、うちわを裏返してあおぐと、長さが半分半分になります。
はい、パタパタパタパタ・・・・・・、ひゃ〜〜〜〜〜」
俳優夫「あれ〜、ロケットみたいに空のかなたへ消えてしまいましたねぇ」
俳優女「どうしましょう」
俳優夫「これで、『天狗の葉うちわ』は1枚なくなってしまったので、
限定99枚ということになりますよね」
俳優女「そうですわね。・・・でも、小さいもみじのようなかわいい葉うちわが、
一枚半端に残りますけど、どうしましょう?
私、いただいてもいいかしら?」
客たち「(いっせいに)ずる〜い!!」
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