混合診療 医療への株式会社参入 保険診療の危機

日本が世界に誇る「国民皆保険」の危機

皆さま、昨今、プロ野球が縮小されそうになり、
選手会がストライキに発展し、
オーナー側も譲歩せざるを得なくなりましたことはよくご存知ですね。
経営者は、もうからないところは縮小し
もうかるところを拡大しようというわけです。

ところで、今、病院を始め医療機関の経営も大変です。
国立病院も、独立法人化させられ
「独立行政法人 国立病院機構 ○○病院」
と、名前を変えさせられ、赤字を出さないように努力を迫られています。

今、保険診療は縮小の一途をたどり、ぎりぎりのところへ来ています。
そんな、大変な経営の医療界へ
「株式会社」も参入させろと主張している人々がおります。
総合規制改革会議で決めようとしています。

もうからないのに、なんで??

それは、保険を使えない診療行為を増やし(値段は自由なのでもうかる)
保険を使える部分を減らし
(もうからない診療は減らす)
それから、株式会社が医療界に参入しようというわけです。

下のイラストをご覧下さい。
国民医療推進協議会のポスターを一部使わせていただきました。
文責はYABUです。